どうもはなぶさです。
今回、ベネリ_TNT125を試乗してまいりましたので記事にしたいと思います。
NINJA1000のブログなのにツーリング記事がなく雑記ばかりで申し訳なーい!
ベネリ東京練馬
川越街道沿いにある、ベネリ東京練馬さんへNINJA1000でサクッと行ってきました。
アットホームな店員さんの対応がとてもGOODです。
ベネリ(benelli)とは
そもそもベネリとは
1911年創業のイタリアの老舗バイクメーカーです。
日本では自転車メーカーとしての知名度が高いかもしれません。
2005年に中国の銭江グループ(Q.J.)の傘下となり
生産規模が大きくなりグローバル化の道を歩み始めたようです。
(以上ベネリのHPから抜粋です。詳細についてはベネリのHPを参照願います。)
TNT125試乗!
TNTと言えば《トリ・ニトロ・トルエン》です。
爆発的加速が期待できる・・・と冗談はさておき、ちゃんと試乗します。
通勤快速DIO110の後釜選定の為の試乗です。
イタリアンデザイン~♪カッコイイ!!
このTNT125ですがタイヤサイズおよび各スペックから
HONDAのGROMを思いっきりライバル視したモデルと思われます。
エンジン始動
「サイドスタンドを出しているとエンジンはかかりません」との事
ニュートラルならかかるのかなと勝手に自己解釈してセルを回す
”かからない・・・”
「この時点でスタンドを上げておかないとかかりません」
なるほどつまり着座して足接地状態での暖機を余儀なくされる訳だ!
本日、気温も高く1分ほどでアイドリングは安定したが冬場はどうなんだろう?
アクセルに対するエンジン回転のピックアップはイイですね。
アクセルを全く開けず、アイドリングスタートを試してみた!
エンストせずにスタートできますね。
幹線道路をぐるっと15分ほどの試乗ルートです。
エンジン&ミッション
1速のギヤ比が低く回転数7000rpmまで一気に簡単に回るが速度が上がらないので
すぐに2速にシフトアップするようですね
何故か?少し考えてみた
ちなみにボア&ストロークはGROMがΦ50.0 × 63.1でロングストロークで高トルク型
TNT125はΦ54.0×54.5でGROMに比較すればショートストロークで高回転型です。
<TNT125は高回転型である事を主張する4バルブです。>
それ故に、最大トルクの発生回転数はGROMが5500rpm,TNT125が7000rpmです。
つまり、設計通りのスペックとなっています。
多分、極低回転トルクもGROMの方があるのでしょう。
その為、初心者の方の発進のし易さを考えての1速のギヤ比なのかもしれません。
(ワタクシ的には昔の2st50cc位のクラッチミートのシビアな感じでもOKなんですけど)
2速から5速までは速度に見合ったギヤレシオだと思う。
7000rpm位でシフトアップすると速い速い!
それ以上の回転数にもまだ伸びる感じがあったが
試乗車を丁寧に乗ってあげたいので7000rpmで抑えての試乗としました。
15分ほどの試乗でも良く回るエンジンである事は判りました!
見えているラジエーターはオイルクーラーです。
スペック表には油冷となっていますが空冷フィンもダミーではなさそうなので
半油冷といったところか?
足回り&ブレーキ
足回りですがしっかりしているのだけれどもゴツゴツ感はなかった。
フニャフニャしていないので峠に行けば踏ん張りは良さそうです。
フロントサスは倒立フォークです。
ブレーキはラジアルマウントキャリパーではありませんが3POTキャリパーです。
真ん中のPOTはコンビブレーキ(リヤブレーキ連動)用です。
ブレーキ性能ですが小雨&ウェット路面の為、絶対性能は試す事はしませんでしたが
通常性能としては問題ないレベル!
リヤのサスは左にオフセットしたモノサスです。
ワタクシの体重(60Kg)位では乗ってもほとんど沈まない。
リヤブレーキは1POTのディスクです。
効きは必要にして十分!(詳細はコンビブレーキの項にて)
コンビブレーキ
ブレーキのリザーバタンクが2つあります。
(写真での左側がリヤブレーキ用で右側がフロントブレーキへの連動用のモノです。)
コンビブレーキの仕組みはリヤブレーキからフロントのキャリパーの3POTの内
真ん中の1POTのみに制動力をかけるモノ。
ワタクシの現在の通勤快速DIO110(JF31)のコンビブレーキの仕組みも同様のモノですが
TNT125の方がコンビブレーキの効きがダイレクトでよく判ります。
デザイン
ストリートファイター的フロントマスクです。↓
リヤビューもカッコイイ!↓
トレリスフレームの赤がデザインセンスを感じる!
ブレーキランプ下にナンバープレートを移動しノーマルのフェンダーを
取り払うともっとカッコよさそう。
(まあ、それをすると雨の日の巻き上げで背中が汚れそうだが・・・)
マフラーのデザインが特に挑戦的!↓
マフラーはかっこよすぎて社外品を付けようと思わない!
メーター周りはNINJAとほぼ同じレイアウトです。↓
個人的にタコメーターがアナログなのが好みなのでGOOD!
シフトポジションの表示がないのは残念です。
ちなみに赤もカッコイイです。↓
しかし経験から”赤”は色褪せするのでワタクシ的には”黒”かな!
他に”白”と特別色の”緑”があります。
TNT125総評
1・かなり楽しいバイクである事は確かである。
(おいしい回転数を使って峠を走るのは絶対楽しいはず。)
2・意外とリーズナブル!である。(PCXやGROMと比べて)
赤、白、黒は328,900円(税込み)ー特別色の緑は334,400円(税込)です。
3・スペースユーティリティについてはこのバイクに求めてはいけないが
(ヘルメットロックについてはチェックするべきでした。今回、忘れていました)
4・今回の試乗だけで「トルクでまったり乗るのは不向きである」とは言えない
(まったりクルージング的な走行を試していないので本当の所はわからない
少し、長い距離を試乗すると判るんだけど・・・実は60Km/h巡行も意外といけるのかもしれない)
5・実用燃費はそれなりだと思われる
(後で調べましたがスペック表で公表されている燃費<WMTCモード>もそれなりでした)
最後に
今回の試乗にあたり、ベネリ東京練馬さんには天候不順な中、対応して頂きありがとうございました。
しかも、『もう1周走って来てもいいですよ』と言って頂きまして、感謝ものです。
天候不順でなければお言葉に甘え、本当にもう1周走るところでした!
重ねてお礼を申し上げます。
帰途の途中、”小雨”から”しっかりした雨”になってしまいました。
カッパを持って行って正解でした!
今回はここまで~
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コメント
ベネリって最近ちょくちょく見かけます
TNT125はグロムと車格が同じ感じなんですね
装備品を見ているとグロムより高級感はありそう
何よりデザインが凝ってます
イタ車だと大昔にBetaに乗っていた時期があります(トラ車ですが)
単に世界チャンプが乗っていたので乗ってみたのですが、キックが左だったり
エンジンがやたらピーキーだったりと、いろいろ癖のある車輌でした
おざさんコメントありがとうございます。
ワタクシ的には、それ程ピーキーには感じませんでした。
でもGROMよりはピーキーなんでしょうね!
GROMも試乗してみたいです。
プラスGSX-R125も試乗してみたいです。
CB125Rもいいけどセカンドバイクとしては値段が高すぎるし
何よりなんでもこなせそうなのでNINJAに乗らなくなりそう
そんな感じです。
色々検討しても結局、新型PCXになっちゃたりして!
はなぶさ