どうもはなぶさです。
父は施設に入っており実家のオーディオが眠っています。
ワタクシがたまに行って火を入れてあげなければなりません。
アナログレコードを聴く
父のライブラリはCDとレコードを合わせ800枚ほど
カテゴリー別の比率は50%が女性ボーカル、40%がJAZZ・フュージョン・ロックなど
リラクゼーション系が5%、クラシックが5%といったところ
今回はその5%しかないクラシックカテゴリーから2枚ほどチョイスし針を下してみます。
カートリッジはスタントンやオルトフォンもあったが、とりあえず、付いていた針(シュア)で聴く。
早速聴いてみます。ワタクシもLPレコードは久々です。
ヴァン・クライバーン
購入から45年は経過していると思われます。
ヴァン・クライバーンはアメリカ出身のピアニストで
あのチャイコフスキー国際コンクール第一回の優勝者なんです。
そして後に彼の名を冠した国際ピアノコンクールが開催されるほど有名なピアニスト!
(皆様ご承知のように辻井伸行さんは、そのヴァン・クライバーン国際コンクールで
2009年に優勝しました。)
そんなクライバーンのアルバムの中でもコチラはマニアには垂涎の品と思われます。
A面はチャイコフスキー、B面はラフマニノフです。
折角なのでジャケットの裏も!
彼がまだ20~30代の姿であろう、若い!
(ヴァン・クライバーンは2018年に78歳で生涯を終えています。)
アナログレコードの心地よいノイズの後、圧巻の演奏がスピーカー
から流れ出します。個人的にはB面が好き!
アンドレ・ワッツ
もう一枚、聴いてみます。コチラはジャケットもしっかりしていてクライバーンのLP
より後に購入したものと思われる。それでも購入から40年は経過したものかな?
アンドレ・ワッツもアメリカのピアニストです。
リスト弾きとして有名な彼の超若かりし日の演奏です。
リストの代表曲「ラ・カンパネラ」
ムム・・・最近のピアニストの「ラ・カンパネラ」もCDで聴く機会があるんですが
40年以上前の演奏でも遜色ないどころか、むしろ迫力という点では上回っている様に感じます。
アナログエモーショナル
レコードはホコリのノイズやトレースノイズがありS/N比という点で
現代のデジタル音源と比べれば当然劣る。
しかし、アナログレコードにはCDやdownload音源にはないまろやかさがあります。
しかも、2人の偉大なピアニストの若かりし頃の演奏を聴くのは大変貴重かもしれない。
贅沢なBGMのコーヒータイム(インスタントですが)を満喫しました。
最近、巷で耳にする「アナログエモーショナル」 アナログ盤LPレコードが流行りらしい
最初はアナログに親しんだワタクシ世代が ノスタルジーのためにアナログ回帰しているのかと思っていました。 ところがどうも様子が違うらしい。
デジタルが当たり前の(デジタルしか知らない)若者がエモーショナルなモノとして 流行っているようです。
でも多分、一過性のブームなんでしょう。
ワタクシのようなオヤジがノスタルジーに浸れるのも、僅かな時間ですね。
音質的な問題
今回、ワタクシは久しぶりにレコードに針をおとした訳だが
父もここ10年ほどはレコードを聴いていなかったのであろう
音質的にはイマイチと言わざるを得ない。
もう少し音の輪郭がしっかりしても良さそうなものだが...
そもそも、針圧もあっているかも不安である。
<針圧はカートリッジの説明書もなく正確な数値が不明>
時間をかけてオーディオは復活しなければならない!
時間をかけてというのはエージングも含めてという事です。
それでは~
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