どうもはなぶさです。
梅雨も明け絶好のツーリング日和!
しかし、神奈川は「独自の緊急事態宣言発令」とコロナの状況は思わしくありません。
今週末は個人的にも用事がありNINJAは稼働せず!
用事の合間に行きつけのバイク屋にカタログを貰いにいきました。
今回は原付2種のkawasaki編を記事にします。(suzuki編は別の記事にて)
kawasaki編
Z125PRO
カワサキではZ125PROの一択です!
Z125PROはカワサキの末弟です。実車はコチラ↓
GROMとの比較
Z125PROはホンダのGROMのライバル的存在です。
タイヤサイズは
GROMがフロント120/70-12 51L リヤ130/70-12 56L
Z125PROがフロント100/90-12 49J リヤ120/70-12 51Lです。
個人的には「ボディサイズからのバランスを考えればZ125PROのタイヤサイズが妥当なのでは」と考える。
エンジンは
GROM、Z125PRO共に空冷4ストロークSOHC単気筒2バルブ
ですがエンジンの設計思想が根本的に違います。
GROMはΦ50.0mm × 63.1mmのロングストローク型に対し
Z125PROはΦ56.0mm×50.6mmのビックボア(ショートストローク)型です。
一般的にはロングストローク型がトルク重視でビックボア型が馬力重視と言われていますが、本当の所それ程単純でもありません。
インジェクションの設定や燃焼室の形状そして吸気排気のセッティング等によってエンジンの性格を上手く設計する事は可能です。
細かく数字をみれば確かにGROMがトルク型、Z125PROが高回転型の傾向はあります。
GROM最高出力(10PS/7,250rpm) Z125PRO(9.7PS/8,000rpm)
GROM最大トルク(1.1kgf・m/5,500rpm) Z125PRO(0.98kgf・m/6,000rpm)
しかし極端な差にはなっていないのでエンジンの性格と減速比をどのようにまとめているのか
を総合的に判断するには実際に乗ってみないとわかりません。
※ちなみに同一カテゴリーで高回転型の例としてベネリのTNT125があります。
そのTNT125を試乗してきた記事はコチラ
足回り
2台ともフロントは倒立フォーク、リヤはモノサスです。
装備としてはどちらも素晴らしい!
新型GROMはABS義務化をクリアする為にABS標準装備となっています。
Z125PROはABS義務化対応をせず、生産終了となります。
乗り味や良し悪しの判断は乗り比べないと判らないので、ここでのコメントは差し控える。
道志みちで2台を乗り比べたいネ!
2021以降のこの2台の動向は?
Z125PRO
2020年発売モデルが最後のようです。
メーカーHPでも「次年度モデル以降の国内導入予定はございません。」と書いてあります。
新車購入はお店の在庫もしくは2021年秋までの最後の入荷分だけとなります。
352000円(税込)です。
GROM(HONDA)
原付2種検討_HONDA編でも紹介した通り
GROMは2021モデルとして更に進化し、なんと5速化しています。
コロナの影響で輸入が滞っていましたが、2021年7月の時点で徐々に実車が店頭に
並ぶようになってきました。そんな訳で試乗車まで球数がまわらないようです。
385000円(税込)です。
ワタクシ的に軍配は!?
GROMの2021年モデルの5速化は大きい!
5速の変速比は”0.843”とオーバードライブ的です。
燃費にも影響しますし。トルクに自信があるメーカーの意識がうかがえる。
デザイン的には戦闘的なZ125PROが好みなんですが・・・。
技術的課題を小排気量モデルでも実現したHONDAに敬意を表したい。
単純にGROMに軍配を上げてしまうとモデルチェンジをしていないZ125PROが可哀そうです。
本来は2020年モデル同士で比較して軍配を上げるのがフェアですね。
今回はここまで
追伸;後日、Z125PROを試乗してきたのでその記事はコチラ
SUZUKI編は別の記事にてこうご期待!
それでは~
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