どうもはなぶさです。
「増車を検討か?」と思わせるタイトルですが
多分、増車は難しい。
でも、せっかく試乗してまいりましたので備忘録ついでに記事に・・・
ZX-25R試乗にあたり
2020年に発表されて以来、試乗をしたいと思っていましたが
今回、満を持して試乗をする事が出来ました。
250ccとしては久しぶりの並列4気筒マシンに昨年は話題沸騰でした!
しかも最高出力45PSは最盛期のレーサーレプリカ時代の250ccの最高出力なので
多くのオヤジライダーが狂喜したでことでしょう!
しかも、ラムエア時は46PSとか!
<ラムエア;速度を上げた時に走行風による空気圧で加給圧の効率アップをするシステム>
ワタクシは以前、レーサーレプリカ全盛時代にバイクに乗っていました。
当時は400ccも250ccも4stのマシンは並列4気筒DOHC4バルブでした。
最高出力は400ccは59PS、250ccは45PS(いずれも自主規制値)でした。
ワタクシもGPZ400R、FZR400、FZ400Rと59馬力マシンに乗っていました。
<ワタクシのバイク歴ははなぶさ君のバイク歴(前編)&はなぶさ君のバイク歴(後編)にて>
その後、排ガスや騒音が理由なのでしょうか各メーカーさんが馬力を落としてきました。
そして、レーサーレプリカ時代は幕を閉じたのです。
趣味の多様性もあってレーサーレプリカの熱が冷めたんでしょうね!
かく言うワタクシもリターン前に最後に乗っていたオンロードはグース350でした。
昔の話を長々としてしまいましたが、ワタクシは当時、400ccクラスを乗っていて
250ccー45PSマシンには乗った事がないんです。
その為、今回の試乗は楽しみでした!
ZX-25R外観!
前方から見る
ご覧の様にハイスクリーン、バックステップなど少しカスタムされていました。
ヘッドライトの上に見える穴がラムエアインテークです。
後方から見る
短い横出しマフラーがカッコイイね!
スイングアームはガルアームタイプです。
見た感じドリブン(リヤ)スプロケの丁数が多い気がする。(発進のし易さの為か?)
足つきは当たり前ですがNINJA1000よりイイ
しかも軽いので立ちゴケなどあり得ない!
真後ろから見る
マフラーが張り出してないので、超スリム!
メーター周りを見る
20000rpmまでタコメーターがきってある!
レイアウトがワタクシのNINJA1000と同じなので全く違和感なしですね。
エンジンを覗く
もちろん4本のエキパイです。エキパイ同士が繋がっており積極的に相互干渉をさせて最適化をしているようです。
サイドスタンドがちょっとチープですね。
フロントブレーキ周りをチェック
フロントサスは倒立フォークです。ブレーキはラジアルマウントキャリパーで決まり!
ディスクはシングルですが必要にして十分でしょう。
余談ですが昔のレーサーレプリカ時代は「シングルよりはダブルだろ~」といった素人一般ユーザーが多く、メーカーはその声に答える様にダブルにしていたね。
ワタクシも素人なんだけどね~(笑)
試乗した感想
素人なのでインプレッションではなく感想と言う事でご勘弁!
「予備知識なく体感したい」と思い、SNS上のインプレッション等は全く見ずに試乗しました。
エンジン
発進に苦労するかと思ったが意外とギクシャクしませんでした。
2500rpm~3000rpmほどでクラッチミートする感じで基本乗りましたが
試しにアイドリングからゆっくりクラッチミートしてもなんなく発進できました。
何か不思議な感じがしましたが帰宅後に各種記事を見た所、ECUが発進時に若干回転数を自動的に上げて発進の手助けをしているようです。
だから、初心者ライダーでも乗り初めるのに苦労しないのではないでしょうか?
街乗り法定速度内なら6000rpm以下で走る事が出来るでしょう。
でも、そこから上が本領発揮なんでしょうね!
6000rpmを越えるとエンジンの咆哮が始まります。
6000rpmから10000rpmまで簡単にふける!
その位の回転数までは暴力的な怖い加速ではなく、楽しい加速です!
<10000rpm以上は試せてないので感想を述べる事は出来ません>
スロットルONの鋭い反応に対して、OFF時の回転数の落ち加減は意外と自然でギクシャクしませんでした。(多分ECUでそのあたりをマイルドにしているのかもしれない)
ポジション
前述していますが足つき性はいいです。167cmのワタクシで1cmほど踵が浮く感じです。
走行中のポジションですが前傾はそこそこキツイです。
道志みちの往復くらいなら問題ないが高速道路も使ってのロングツーリングには不向きでしょう。
まあ、「そういうバイクじゃないから」と言ってしまえばそうなんですが・・・
ポジション的に地面が近くコーナーは楽しそう!
足回り&ブレーキ
うーん、試乗ではサスやブレーキの性能を感じとるのは難しかった。
ただサスペンションについて言えるのはゴツゴツ感はなくストレスは感じませんでしたね。
シフトフィール
申し訳ない!そこまで気が回りませんでした。
しかも、後で確認したらオプションのクイックシフター(注)を付けていたそうです。
当然、クイックシフターの具合も試せていない
言い訳ですが車両がSEではなかったのでクイックシフターが考えになかったんです。
そして、バックステップにしていたので足の置き場を気にしてフィールまで気が回らなかったんです。
しかし、不具合は感じなかったので概ねヨシだったんだと思います。
(注);ZX-25R SEはクイックシフターが標準装備
総評
前傾姿勢はそれなりにキツイが長距離でなければ問題なし
ECUの恩恵か、それほどギクシャクせず乗れるので街乗りでの普段使いにも苦労しない。
そして、もちろん峠やサーキットは絶対楽しいでしょう!
初心者から自称ベテランライダーまで幅広く楽しめるバイクだと思います。
NINJA1000とは違った乗り味なのでセカンドバイクとして楽しむにはイイですね!
セカンドバイクを考えるとき車検のない250ccは考えられなくもありませんが・・・
ZX-25Rは825,000円(税込)、ZX-25R SEは913,000円(税込)です安くはありませんね。
現実的ではないか・・・!
DIO110の後釜で125ccまでで検討するのが現実的!
フリーダムナナさん
今回、八王子にあるフリーダムナナさんにお邪魔し試乗をしました。
kawasakiの正規代理店である事はもちろんですが、
KTMのディーラーでもあります、店内にはKTM車がズラリと並んでいました。
さて、試乗です。
試乗中の事故もありフリーな試乗はしていないそうです。
その為、店員さん先導での試乗でしたが乗り味はそこそこ掴めました。
お店の周りは丘陵地帯でして、そこそこアップダウンやコーナーもあり
店員さんもいいルートで走ってくれたのでZX-25Rの性能の一端は感じる事が出来ました。
ありがとうございました!
店員先導での試乗について
フリーダムナナさんの試乗は店員先導でもルート選択が良かったのでいいのですが
Kawasakiに限らず他のメーカーのディーラーさんでも言える事ですが
お店の周りを「くるっと回ってハイおしまい」みたいな試乗が多くなっています。
先導車のウィンカーを気にしている間に終わってしまうので、バイクの性能や感覚まで気が回らんのです。
その様な試乗はなんの役にも立ちません!
ちゃんと試乗するのならレンタルする方法もありますが、それではお金がかかり過ぎます。
「どうにかならないものだろうか?」と思う今日この頃・・・
例えば1000円~1500円位で保険を掛けるシステムとか考えてもらいたいです。
そもそも、試乗とはどういうものなのか?
スグに購入する事が前提ではなくても
メーカーさんは試乗を通し、そのバイクの魅力を発信するのは大事だと思うんです。
例えばKawasakiで言えばW800とかは次に購入するであろう
人生最後のバイクの選択肢になるかもしれないのです。
W800なら60Km/hで流して走った時の鼓動も感じてみたいし極低速でのトルクも確認したいです。
でもねここだけの話、トライアンフT100やT120に今魅力を感じています。
それでは~
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